三浦ナオコ 2024 陶展

久しぶりに訪れた多治見の三浦さんの工房は
前回訪れたときと同様こざっぱりとしていて飾らず
昔つくったものも最近つくったものも同じ場所にあって
とても長い年月を生きてきた人間の部屋みたいでした

よりフラットにより俯瞰で
作品に対峙しようとしている三浦さん本人の姿勢が
つくるものや場所に出てるのではないかと思ってます

透明感のあるつややかな釉薬に端正なシルエットの椀。
白黒に塗り分けられたコップや深皿。
根幹のぶれなさとときおりみせるチャーミングな造形は
工房と同じく作家の本人を見てる様です

4年ぶりの三浦さんの個展、初めての方もそうでないかたも
作品を通して楽しんでもらえると幸いです

三浦ナオコ 陶展 2024
2024年9月28日(土)〜10月6日(日)
※但し9月30日はおやすみ

来場予約はありませんが狭い店内のため、
店外でお待ちいただく場合がございます。
あらかじめご了承ください

茶会 再来

茶絲道 堀口一子
茶菓子 MINNA food
茶道具 田中直純

2019年の茶会から5年ぶり、待ち望んでいた
堀口一子さんの茶会を開催する運びとなりました。

田中直純さんの茶道具を使って
一子さんが3月末、4年ぶりに訪れた中国の新茶を淹れて下さいます。

雨季を経て植物が盛りを迎え、夏へと向かうこの時期
お茶の時間を通して季節とそしてご自身と向き合う時間を
愉しんでいただければ幸いです。


6/1(土)13:00〜満席、16:00〜満席
6/2(日)10:30〜満席、15:00〜満席

会費¥7,700

茶会後、田中直純さんの茶道具の販売を行います。
茶道具は一回ごとにご用意いたしますので
どの時間も品揃えは一緒になっています。


メールにてご予約を承ります。
tooriyoyaku@gmail.com
以下をご記入の上、メールを送信ください。

⚫︎氏名(フルネーム)
⚫︎電話番号
⚫︎連絡先メールアドレス
⚫︎希望のお日にちと時間(複数希望いただけると助かります。どの時間帯も茶道具のラインナップは同じです)

メールの返信には数日お時間をいただく場合がございますので
ご了承くださいませ。

2024-4-03

cogu/小具展
木端と

2023年末「こうばにあそびにおいで」
とお誘いいただき格安航空券で福岡より北海道へ。

大きな金属の引き戸を開けると
機械装置達が切り出した木片を脇に置いて凛と佇んでいる。
二階に上がると整理された刃物が整然と並ぶ作り付けの棚。

coguこと中島夫妻の工場には
秘密の場所に招かれたような静かな興奮があった。
道具の生まれた環境と作品にズレがないように思う。

ストックを見せてもらうとカゴに収納されたの木端。
捨てられない。と言う言葉に材への愛着が感じられて嬉しくなる。
中島夫妻は職人であり素材を大事にする作り手でもある。

本展示ではお願いして小さな木端から出来た作品も
納めてもらうことなりました。
作品の大きさを問わず向けられた作り手の
眼差しに気づいていただけたら幸いです。

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4/20(土)・21(日)・22(月)
13:00〜18:00
店舗にて販売・完全予約制
※オンライン販売はありません

【ご予約方法】
4/7(日)15:00〜2400、応募の受付を開始いたします。
ご希望の時間に応募が重なる場合は抽選とさせていただきます。
ご予約は定員に達し次第終了とさせていただきます。

詳細はこちらをご覧ください

2023-2-28

蠣﨑マコト 硝子展
to the Knot


香川に行くといつも暖かく迎えてくれるのがガラス作家の蠣﨑マコトさんです。四国に足を踏み入れるたびに声をかけていただき夕食をとったり趣味の釣りに行ったりと気さくな趣味人として、子供達の親として暮らす素の横顔を見てきました。
一方、工房での作業中は緊張した空気がはりつめる職人の表情となり宙吹きという繊細かつ大胆な技法でたくみに炉の中から溶けたガラスを巻き取る工程は過酷で感覚を消耗する生業のように思えます。
溶解した液体は時にランプシェードに、時にグラスへと姿を整えられ生活の中へ送り込まれていきます。
生活と工房での仕事を行き来する中で生まれてくる作品は暮らしの明かりと作家を繋ぐ結び目(knot)のように見えました。

当展示会の詳細はこちらをご覧ください

2022-10-9

日高伸治 陶展


会期2022/10.29〜11.13

11/16〜22オンライン販売を開催しております。

久しぶりの展示会は
当店では初めての個展となる日高伸治さんです。
作り手がどんな道を歩んできたか自分には知る由もないのだけど
作品が代わりに語ってくれる時があります。
そのときの好きなもの、土地のこと、生活など
寡黙な(という印象)日高さんのつくるものは反面おしゃべりで
作家にとって作ることは話すことと同じように思えてきます。
普段づかいの器を食卓で、淡麗な花器は生活の場所で
多弁なやきものの語るささやかな華やぎをお届けできたら幸いです。

感染症の予防の観点より、入場制限を行わせていただきます。
店内に5人以上の場合は入り口でお待ちいただくことがありますのでご了承くださいませ。

※11月3・4・10・11日は店休日とさせていただきます。

2021-10-17

cogu展
「小憩道具散歩」


10.15(金)〜10.17(日)
完全予約制(終了しました)

手にとって心地よく目で見て美しい。
coguさんのつくる木の道具は近年益々モノとしての魅力に溢れています。
同時に機能と造形の一部を素材にゆだねる感性に
自然への敬いを感じます。

何度目か宣言解除は束の間の開放感と、儚い気持ちも相まり
札幌の短い夏の話を聞いたときの気持ちを思い出しました。
目的地不明の道の途中にいるような感覚は
今後しばらく続くかもしれませんが
陽の光や風の当たる場所で肩の力を抜いて
小休止を楽しむ道具達をお届けできたらと思います。

感染症の予防の観点より、入場制限を行わせていただきます。
店内に5人以上の場合は入り口でお待ちいただくことがありますのでご了承くださいませ。

2020-10-24

Olectronica彫刻展
「傍の風景」


10.17(土)〜11.8(日)
13:00-18:00 ※木・金休

開催中です。展示の様子

感染症の予防の観点より、入場制限を行わせていただきます。
店内に5人以上の場合は入り口でお待ちいただくことがありますのでご了承くださいませ。

2020-10-02

Olectronica彫刻展
「傍の風景」


10.17(土)〜11.8(日)
13:00-18:00 ※木・金休

大分竹田で活動する児玉さんと加藤さんの
美術ユニットオレクトロニカ。
巨大な構造物から親指大の小さな彫刻まで
縮尺を変え、質感を変え
彼らは風景の理を超えるのを楽しんでいるように見えます。
本展示は少し長めの展示期間を設けましたので
2人のつくる傍の風景をゆったりと楽しんでください。

感染症の予防の観点より、入場制限を行わせていただきます。
店内に5人以上の場合は入り口でお待ちいただくことがありますのでご了承くださいませ。

2020-08-22

蠣﨑マコト個展
「近くの光/遠くの灯り」

近くでゆらぐ透明な光と、
その先で暮らしを照らしてくれる確かな灯り。
蠣﨑さんのガラスをとおして写る景色には
日常を特別にする力があります。

どれだけ世の中が変わろうと食卓や住まいを彩る
生活の光はそこに暮らす人や作り手によって
この先も続いて行くものと信じています。

3年ぶりの個展開催はオンラインとの同時開催となりました。
当店なりに感染症の対策をとらせていただいております。
少しばかり不自由ではありますが
この機会に美しいものを選ぶことを楽しんでいただければ幸いです。

9/18(金)・19(土)・20(日)
店舗にて販売・完全予約制

感染症対策のため一度の入店を3名様までとさせていただきます。
9月1日より13:00下記フォームよりにて受付を開始致します。
上記以前に届いたメールに関しては無効とさせていただきます。

※入場可能数を大きく上回るご応募を頂いたので一旦締め切りとさせていただきます。
只今よりご応募いただいた内容を整理して抽選の結果を9月2日中にメールにてご返信させていただきます。沢山のご応募ありがとうございました。

9/22(火)〜27(日)
オンライン展示会

オンライン展示会特設サイトは
9月27日18:00をもってご応募を終了いたしました。

2020-06-10

営業再開のお知らせ

大変おまたせいたしました。
長らくお休みしましたが6月13日(土)より店舗営業を再開することにいたしました。

再開にあたり、感染症対策として入店の際はマスク着用と
入口での手指消毒をしていただき1組づつのご案内とさせていただきます。

当面の間、喫茶営業はお休みさせていただきます。
また営業日と時間を下記に短縮させていただきます。

営業時間/13~18時
定休日/水・木・金
※詳しくは営業日をご参考ください

ご来店の皆様にはお手数をおかけいたしますが
何卒よろしくお願いいたします。