岐阜の三人展
街の大きさとか山の多いあたりとか
僕の育った街に共通点をうすらぼんやりと感じて
何となく気になる県、岐阜。
去年の五月に初夏の空をLCCでひとっ飛び行って参りました。
岐阜市と多治見に訪れたのですが、
感想としては山が近く人が親切でホテルが安く、そして良い銭湯のある街。
目的は作家さんのアトリエ訪問なのですが
モーニングを食べ、鵜飼いをみて大仏を見学すると
すっかり岐阜が大好きになってお土産を買い岐路についたのです。
好きな器の定義としてぱっと思いついたのが
こざっぱりとしていて味わいがあり
料理や飲み物を手のひらで包むようなそんな器です。
作ったかたのキュートさが感じれればなおよし。
我ながら抽象的で偏った好みであるのですが
その条件をかなりの割合で満たすのが
今回、展示会をして頂く岐阜の三人でした。
沖澤さんのガラスの瀟洒で美しいゆらぎ。
柔らかさのなかにモダンな感覚のある田中さんの器。
林さんのつくりだす力強さと繊細さがせめぎ合うかたち。
たまたまなのか、それとも縁があるのか
岐阜という場所で作品を生み出す三人の作品を
この機会に楽しんで頂ければ幸いです。
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岐阜の三人展
2016年 2/11(木)〜21(日)
※2月15日はお休みします。
13:00〜21:00
沖澤康平 ガラス
林志保 陶器
田中直純 陶器