日高伸治

陶作家
岡山

長い年月を経てきたような器たちはそのまま日高さんがみてきたものの様に感じます。
型でつくられた蓮の葉や動物たちの像は朧げで儚く、
自分には昔にみた夢のように思えました。
もともと抽象画を描かれていたという日高さんのつくる器達は
そんなイメージとは裏腹に肉厚で頼もしくしっかりと食を支える
生活の道具としても頼もしい存在でもあります。